どのくらい久しぶりかというと、全回来たときはまだヨドバシカメラは影も形もありませんでした。

そういうわけなので、とりあえずヨドバシカメラを冷やかします。

ずっと財布に入ったままだったヨドバシカメラのポイントカードを、よりによって今日家を出る時に財布から出して置いてきてしまいました。なので今日は絶対に何も買わないぞ、と決心を固めてから入店。結局この決意は見事に守られました。衝動買いを防ぐにはこれは有効な方法かもしれない。

冷やかしたもの:

加湿器。去年一台お払い箱にしたので、その分の補充をしなきゃなぁと思いつつ。思ったよりも各メーカーからいろんな製品が出ていてちょっと動揺。加湿器と空気清浄機が一体化されたものがいくつか目に留まりました。これは新しい傾向かな?そう言われてみれば、我が家では居間と寝室に加湿器を置いていますが、それら二つの部屋には空気清浄機も置かれている。。。これを一体化すれば場所を取らなくていいですねぇ。夏場にしまう必要もないし。

テレビ。これは欲しいわけじゃなく、「今のテレビでまだしばらくイケルな」というのを確認しに。店頭に展示されているもので一番大きなので65型だから、まだうちのと大差ないし、フルハイビジョンは確かにきれいだけどDVDを見るのには今の「似非ハイビジョン」でも十分。もう買ってから5年くらいたつけど、やはりあれは正しい買い物だったのだ、と独り悦に入る。

スピーカー。ピュアオーディオのコーナーでいい機材がでかい音で鳴っているのを聴くのはなかなか楽しいのです。たくさんのスピーカーが並んでいて、そのうち一つが鳴っている状態で展示されています。これ、普通は鳴らすスピーカーを切り替えられるスイッチボードがあって、聴き比べができるはずのものなんだけど、周りを見渡してもそれが見つからず、すごすごと退散。周囲に店員がいなかったので、いろいろいじくりまわすチャンスだと思ったのに。。。

。。。という具合にお金を使わずに無事魔宮から脱出したのですが、その後、同じ建物内のTower Recordsにつかまってしまいました。こちらのポイントカードは財布の中に残っていたのです。

なぜか一角に「Metallica特集」のコーナーができていて、そこで手に入れたもの:

Beatallica。名前から想像がつくかもしれないけど、「Beatlesの曲をMetallica風に演奏する」アルバム。。。曲名も両方のバンドの曲名を混ぜたパロディのようなものばかり。"Blackened the U.S.S.R."とか"Helvester of Skelter"とか。。。演奏しているのはMetallicaでもなければもちろんBeatlesでもないどこかのにーちゃん達です。演奏はまぁ普通にうまい、が、音は平凡。ボーカルはちょっと物まね臭が鼻につくけど、逆にそれが笑えていい。飛びついて購入したけど、よく考えたら僕はBeatlesの曲はあまり知らないのだった。やっぱり原曲を知っている人ほど楽しめますよね、こういうのは。

Dream Theater official bootleg: master of puppets。Dream Theaterというのは僕の好きなプログレメタルバンドで、このバンド、自分たちのライブをテキトーに録音した音源を"official bootleg"としていくつかリリースしています。そのうちの一つがこれで、ライブの後半に余興としてMetallicaのアルバム一枚丸ごとを最初から最後まで曲順もそのままに演奏した際の録音。存在自体は以前から知っていて、見つけたら欲しいと思っていたので迷わず即買い。演奏技術は間違いなく本物を上回っているのだけど、やはりどうしてもボーカルには違和感が。それに、本物はギター2本で、なおかつスタジオではさらに重ねているかもしれないところを、ギター1本+キーボードでライブで再現しようというのだからやっぱりそこもちょっと無理が。まぁ、お遊びでやってるんだろうからこれでいいんだけど。あと、テキトーに録っただけあって音は悪い。

。。。まぁ、どちらもイロモノなりの内容でした。

その他に、SKID ROWのボーカルだったSebastian BachのソロArch Enemyの新譜などを購入。こちらはイロモノではないので期待値は高かったけど、どちらもしっかり期待通りの出来栄え。Arch Enemyを21世紀型ヘビメタだとすると、Sebastian Bachはいい意味で80-90年代の味を残しつつ、音だけは21世紀的に先鋭化していて、イイ。80-90年代に売れて、消えて行ったバンドはたくさんあるけど、こういう感じでやれば今でも通用するんじゃないかなぁ、という例を初めて見た気がしました。